悩める看護師のストレス対策

看護師は患者さんの状態に合わせて様々な判断をしながら仕事をしています。そんな中、自分の判断で患者さんを危険な目に合わせてしまったり、悲しい思いをさせてしまうこともあります。

一つ一つの判断を納得いくまで時間をかけて考えることができれば良いのですが、忙しい業務をこなしながら瞬時に判断を迫られる場面は多いものです。

仕事が終わって家へ着いてからも「あの時の判断は本当に正しかったのだろうか」「他に最善の方法はなかったのだろうか」と悩んでしまい、落ち込んでしまう人は少なくありません。
中にはストレスで眠れなくなり心も身体も疲弊してしまう方もいます。

責任感があることは素晴らしいことですが、自分自身の心身が不調になってしまってはよけいに正しい判断をすることが難しくなってしまいます。ストレスを和らげ、心身が整った状態で仕事に行けることが理想です。

そのため大事なのが、家に帰ったら仕事のことをなるべく忘れることです。「あの時の判断は正しかったのか」と疲れた頭で考えてもいい答えは出てきません。
そして起きてしまったことは残念ながらもう元には戻りません。どうしても考えてしまう場合には「次はこうしよう」と前向きな気持ちになれることを考えるといいでしょう。

どうしてもモヤモヤする時には、ゆっくりと熱すぎない湯船につかることをおすすめします。副交感神経が優位になり、リラックスすることができます。
またさらに、朝目覚めた時に熱めのシャワーを浴びると次は交感神経が優位になってリフレッシュすることが可能です。

仕事で納得いくパフォーマンスを発揮したいのであれば、このようなストレスを蓄積させない工夫を考えておきましょう。